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カチャカチャ系ドライバーで ツアーADシャフトを打ち比べ! シャフトの違いで飛距離と弾道は変わるのか?!

動画でご紹介した商品

中山功一氏コラム

カチャカチャ系ドライバーでツアーADシャフトを打ち比べ!
シャフトの違いで飛距離と弾道は変わるのか?!

カチャカチャ系ドライバーの登場で簡単にシャフトの打ち比べが出来るようになりました。
ドライバーの挙動は、シャフトが80%を占める重要なパーツです。

今回は、グラファイトデザイン製のツアーADシリーズ4種類を試打してみました。

私のスイングタイプでは、ツアーAD系か三菱系のシャフトの相性が良いので今回は、ツアーAD系の4種類を試してみました。
※同じヘッドで試打しました。
※トルクは、少ないほどボールが曲がりにくくなります。
 トルクが多いほどボールが捕まりやすくなります。

試打シャフト

ツアーAD XC-5 (R1)
シャフト重量:54g
トルク:4.2
キックポイント:中元

ツアーAD UB-5 (R1)
シャフト重量:56g
トルク:4.4
キックポイント:中

ツアーAD VR-5 (R1)
シャフト重量:56g
トルク:4.5
キックポイント:中

ツアーAD IZ-5 (R1)
シャフト重量:54g
トルク:4.5
キックポイント:中

ツアーAD XC-5

シャフト重量 54g
トルク 4.2
キックポイント 中元
メーカーのシャフト特性 フェード系のボールが打ちやすいシャフト・低弾道
飛距離 231.3yd
打出し角 10.0°
ヘッドスピード 41.0m/s
中元調子でボールが上がりにくいイメージですがボールはスムーズに上がり弾道は低くありません。
打出しから高い弾道です。
シャフト全体が軽く感じ、ヘッドの重みはあまり感じません。

ツアーAD UB-5

シャフト重量 56g
トルク 4.4
キックポイント
メーカーのシャフト特性 フェード系のボールが打ちやすいシャフト・中弾道
飛距離 219.6yd
打出し角 9.1°
ヘッドスピード 39.6m/s
4種類の中で一番打感が良く弾きも良いです。
シャフトの重みを感じながらスイングできて叩くと気持ち良いです。

ツアーAD VR-5

シャフト重量 56g
トルク 4.5
キックポイント
メーカーのシャフト特性 ドロー系のボールが打ちやすいシャフトで・中弾道
飛距離 222.3yd
打出し角 10.4°
ヘッドスピード 39.9m/s
こちらのモデルもシャフト重量を感じながら
スイングできるシャフトで、UB-5同様打感も良いです。

ツアーAD IZ-5

シャフト重量 54g
トルク 4.5
キックポイント
メーカーのシャフト特性 ストレート系のボールが打ちやすいシャフトで・中弾道
飛距離 223.6yd
打出し角 8.7°
ヘッドスピード 41.5m/s
シャフトが軽く感じ、インパクトでヘッドが走る感覚があります。
打感は、硬めです。
打出し角は、8.7°と低めですがボールが伸びるように上がります。

XC-5 IZ-5
は、54gで UB-5 VR-5 と比べると2gの差ではあるがクラブとしては、打感が硬く全体的に軽く感じます。

UB-5 VR-5
は、56gで両者共に重みを感じ、打感が良く、打った感じは気持ちが良いです。

----- 試打結果 -----

私が試打した
ヘッドスピードは、平均41.5m/s

一般的なアマチュアには2gであっても軽いモデルのほうがヘッドスピードが上がり、インパクトでヘッドが走っていることが分かります。

打感は、抜きにして結果を求めるなら軽いクラブを選択することが利口であることが分かります。

評価

飛距離
1位 XC-5 231.3yd
2位 IZ-5 223.6yd
3位 VR-5 222.3yd
4位 UB-5 219.6yd

コースにもよりますがドライバーは、18ホール中、最大で14回打ちます。
フルショットで打つことがほとんどですので最終ホールに近くなると体力も落ちてきます。

確率性を上げるには、軽いクラブを選択することが先決です。

近年、カチャカチャ系ドライバーが登場したことでもう一本キャディバッグの中にシャフトを入れたいところです。
プレー中にシャフトを交換することは、競技では違反ですが、仲良しゴルフであればアリかと思います。
事前に同伴競技者にお断りを入れておけば、コース戦略を考えるための有意義な実験になります。
私でしたら
XC-5 と UB-5
の組合せでキャディバッグに入れたいです。
ロングホールの広いホールでUB-5で叩いてみたいです!
ゴルフクラブ = ヘッド + シャフト + グリップ
3つのパーツで構成されています。

シャフトを変えることでクラブの挙動が変わり、全く違うクラブに仕上がります。

プロは、あらゆるクラブやシャフトを試してエースセッティングを選択します。
アマチュアであってもクラブを追求することは上達には、欠かせない道です。

ゴルフは、道具と密接な関係のスポーツです。
自分の調子によってクラブを変更することは正しい選択なのです。

競技ゴルファーの方もレジャーゴルファーの方も楽しく上達できるように道具(クラブ)と仲良くしましょう!

それでは、あなたのゴルフライフに!
Good luck!

(プロフィール)
中山功一(ナカヤマコウイチ)
フェスティバルゴルフ元ゼネラルマネジャー
中古ゴルフクラブ業界に携わって30年余り
ゴルフデータベース監修
「中古ゴルフクラブベストランキング」をはじめ多数の著書を出版
テレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」ゴルフクラブ・グッズ鑑定士